退職の種類

退職とはそれまで勤務していた職場を離れることであり、理由によって様々な呼ばれ方をしています。まず、労働者が自分の都合で退職を申し出る場合、自己都合退職と呼びます。これは、個人的な理由で退職する場合に使われるのが一般的ですが、中でも結婚のために辞める場合を「寿退職」や「寿退社」と呼びます。定年退職は雇用主が定めた年齢まで労働者が勤務し、退職することをいいます。事業所によって誕生日であったり、その月や年度末など退職の日はまちまちです。

終身雇用が一般的な日本では定年は60歳でしたが、最近は年金の需給年齢の引き上げに伴って退職の年齢も引き上げ傾向にあります。また、定年退職後に再雇用契約を結び、再び働く人も増えています。職場を離れるという意味では「解雇」という言葉もあります。雇用主によって雇用契約を解除することを「解雇」と呼び、就業違反など契約に違反した場合は普通解雇、重大な法令違反を行った場合は懲戒解雇、経営の都合のための人員整理や事業縮小の場合の整理解雇などがあり、退職とは全く違う意味合いとなります。

雇用主は正当な理由なく解雇を通告することは解雇権の乱用とされており、不当解雇と呼ばれ無効となります。事業者によっては退職時に特別な手当てを「退職金」として支給することがあります。退職金は労働に対する賃金ではありませんので、必ず支給しなければならないわけではありません。退職金の制度は日本独自のものであり、海外では退職金制度はありません。日本の現状では退職後の生活資金が年金で不十分であるため、退職金で補っている一面も持っています。

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